non title (3)
ねぇ、本当に行っちゃうの?
うん、ちょっと旅に出ようと思うんだ。
でも誰からも知られずに、あなたの想いもあなた自身も誰からも賞賛されることはなかった。
うんいいんだ、君がここまで来るまでが、僕に与えられた役割だったから。
僕が矢面に立っていた間、君は影に隠れるわけだから、君はこれからもっと人に伝わる人間になるよ。
一緒に行く道はないのかなぁ?
ごめんね、同じ未来に連れていくことが出来なくて、ごめんね。嫌だよ、一緒に行きたかったよ。
嫌だよ、行かないで、、、?
でも君は見つけだんだろ、心を開こうと思える人を。
あんなに分かり合えるクリスチャンのアート仲間も出来て、君の音を運んでくれる生涯の旅友もいて、
なにより、君がずっと探していた スノードームの内側の人と巡り会えたじゃないか。
あの瞬間ヒビが入ったんだ、
もうこのドームは保たないよ。
このドームの内側の空気がないと、
僕はここにいられないんだよ。
でも、あなたがいなかったら、
私はお料理もこんなに作れなかったんだよ?
ジムはどうするの?やめるの?
せっかく育ったきた菜園は??
荒れ果てちゃうんじゃないかな。
クレームをどうしても言わなきゃいけない時は?
理不尽な思いをして怖い思いをして、
トラブルに巻き込まれた時、あなたがいたから、
私の声は音になったのに。
心細いよ…😢 行かないで?
ううん、所詮ナイトはナイトなんだ。
これ以上居たら君の人格の邪魔になるよ。
君が巡り会った大切な人たちは、
本当の君と出会いたがってるんだよ。
そして、君はもう、戦うのが嫌なんだろう。
もっと外の世界に触れて、信じて、身体をうーんと伸びをして、あくびをして、深く息を吸って、
安心して、大好きな人達に囲まれて生きていきな。
ナイトは、守るための戦闘要員でしかないんだよ。
君の世界の、戦いは、終わったんだ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
よかったね。おめでとう、
ここまで命の炎を温存してきてくれてありがとう。
ドームの中は狭かっただろう。
もう自由に羽を伸ばして飛び回っておいで。
よかったね、心を開きたいと思える人が
君の想いの中では笑ってるじゃないか。
それなら、もう外面的な性格や、
盾や甲羅に引きこもるのはやめて、ありのまま過ごすほうがいいに決まってる。
そのために、僕はあの星を目指すよ。