にょっぴのブログ

24歳OL、雑記ブログ

立春、東風解氷。

 

最近、柔らかく少し産毛のたつ
フキノトウを買って ばっけ味噌を作りました。

 

 

薄、柔らかい葉をひらくと、新タケノコの皮のように艶やか、小さな音でぺきっぺきっと音とともに、少し苦味のある香りがたちます。

 

珠のように可愛らしい蕾を刻むのは、

忍びない気もしますが、、

 

四季の細やかな移ろいや、植物の名前、暦なんかに心を留めるようになったのは、あなたと一緒にいた時に漂ってくる、流麗さを知らず知らずの内に、探してしまうからなのでしょう。

 

 

あなたは、難解な学問のようで、理解するに難しく、日本庭園のように静寂を奏でる。

 

貴方が置いていってくれた文化そのものが

私の血肉になっていくのか、はたまた縛り続けるのか、それは今の私には判りません。

 

ただ、初めて見る景色のはずなのに、

なぜかしっくりきてしまう、私らしい。 が、

そこに溢れていたように思うのです。

 

 

少し背伸びをする  程度、

ちょっと緊張してしまうくらいなのが、丁度いい。

 

 

 

 

 

さぁ、まだまだ凍みるこの空が 春を迎えるのを

ふきのとうと共に、眺めよう。

 

かつて、182cmを見上げた

152+4cm の見出すポジティブは、

爽やかな苦味を含ませて。