にょっぴのブログ

24歳OL、雑記ブログ

about moving

もう警戒態勢といたらいいじゃない。

 

ママにも、ストーカーにも、

 

疲れたんでしょ?

 

「マスター!!そうなの。」

 

だから本当は君は、人に頼れたら良かったね、

甘えられたら良かったね。

 

せっかくのチャンスだって、君が抱えてるものは

伝えないじゃない。

君は貫いてる白い光は?なんだったの?

 

君は妊婦みたいなもんなんだ、甘えなさい。

まだ形になってない、人の目には映らないかもしれない。でも君にはやるべきことがあるんだ。

君は、それをやるために 在るとされたんだ。

 

それを最後まで僕は見届けることにするよ。

その為に君にあの、月の小屋を貸そう。

 

っていっても、お店に飾ってないキャンプランタンだらけなんだ、君はきちんと磨いてくれるかい?

 

君はそこで自分が組み立てるランタンの、

本質的な価値、本質的に灯されているものは何か、

学べるはずだ。

 

 

星降る夜はいいさ、

あのランタンの中にたくさんの流星群が映るんだ。

 

桃源郷のようだね、本当にランタンには

苦いものも全部吸い込んでくれる 美しいロマンで溢れてる。

 

君のひと時の休息をそこでとるといいさ。

君に1回、本当はママに傷ついたことを

 

本当はママのことを 苦く思ってることを

認めて欲しい。

 

思いっきりそれを感じておいで。

 

もう庇うのをやめるんだ。

その時間を得られなかった、君の走り抜けた時間はもう、終わったんだよ。

 

君が癒されて、君が回復してこそ、

彼らの役に立てるようなランタンになれるんだよ。

 

君は土にかえっていくんじゃなくて、

星になっていくんだ。ランタンに映し出される灯火になるんだよ。

 

大変だったね。

 

お母さんを庇って、お父さんを庇って、

彼らの美しい心を見抜き続けて、真実に立つことは、

自分の感情を蔑ろにすることでもあるよね。

自分の想いをグッとこらえて、

君は憎まない、怒らない選択をしたんだから。

 

でも、他の人には映らない、

ママとパパを、見失わなかったから、

彼らが今でもこんなに元気に生きてるんだ。

 

立派だよ。

 

でもそのプロジェクトに今、区切りを付けていいんだよ。

 

君は迷ってるかもひれないけど、

まだ区切るべきじゃないんじゃないか。って

思ってるかもしれないけど、

それは、いつまでたっても、そう思い続けたらそのままなんだ。

そうじゃなくて君が自ら、決断をして区切るべきものなんだ。

 

もう彼らはあの頃より回復したじゃないか。

 

君は、その間にたくさんの美しいランタンの部品を集めたね。

 

 

その部品はきちんと、大切に磨いてあげるんだ。

ワックスで、なめし革で。

 

そうじゃないと、組み立てられないでしょ?

 

君があの星の光になった時、いつかこの世から離れた時、

完成していなかったら、なんにも意味が無いものになってしまう。

 

 

だから、今は羽を休めるんだ。

わざと、飛ばないことを選択することも必要なんだよ。

 

一緒に行こう、月の街に、星の小屋に。

 

 

僕はたまに君に寝かしつけしに行ってあげるよ。

絵本をよんであげるよ。

信じている未来は本当にくるよって、なんどでも、なんどでも、同じ話を聞かせてあげよう。

 

 

そしたら、寂しくないだろう?

 

庭にある木苺と、小屋の地下にある

フルムダンベールもいくらでも食べなさい。

 

よかったね、僕と食の好みが同じで。

 

いくらでも、木苺とフルムダンベールに

ロマンを感じて、深い呼吸を覚えなさい。

 

君がまた飛び立つべき時が来たら、

きちんと声をかけてあげるから。

 

その時まで、穏やかで静かな星ふる小屋に

身を隠しなさい。

 

僕がその小屋を地図から消すから。

 

彼らには

ここに繋がる扉を渡しておくさ。